シニアだからこそ備えたい!地震や大雨に負けない防災対策

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はじめに

みなさん、こんにちは。最近ニュースで「線状降水帯」という言葉をよく耳にするようになりましたよね。短時間でとんでもない雨が降って、川が氾濫したり土砂崩れが起きたり…。

昔よりも大雨の被害が身近になってきたように感じます。

それに加えて、日本は地震大国。大きな地震が来るたびに、「うちも大丈夫かな」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。

特にシニア世代になると、体力や機動力が若い頃ほどはありません。だからこそ、「自分の身は自分で守る」ための備えがとても大切です。今回は、シニアの方が今からできる防災対策を、できるだけわかりやすくご紹介します。

うちの対策は大丈夫だったかしら?

1. まずは「命を守る行動」を考えよう

防災と聞くと、非常食や懐中電灯を思い浮かべる方も多いですが、いちばん大事なのは自分の命を守ることです。

地震のとき

  • 家の中で強い揺れを感じたら、まずは 頭を守る
  • テーブルや机の下に入り、揺れがおさまるまで動かない
  • ガラスが割れると危険なので、近くに毛布や座布団を置いておくのも安心

大雨・台風のとき

  • 「避難指示」や「警戒レベル4」という情報が出たら、迷わず避難
  • 夜中の避難は危険なので、明るいうちに早めに移動
  • 足腰に不安がある方は、近くの避難所までの行き方を事前に確認しておく

2. シニアにおすすめの防災グッズ

若い人と違って、シニア世代には体力や持ち物の制限があります。必要なものを軽くまとめるのがコツです。

最低限そろえたいもの

  • 飲み水(500mlペットボトル数本)
  • 常備薬とお薬手帳のコピー
  • 懐中電灯(ランタン型が便利)
  • 携帯用ラジオ(手回しや乾電池式)
  • 笛(倒れたときに助けを呼べる)

あると安心なもの

  • 老眼鏡の予備
  • 入れ歯の洗浄剤やケース
  • 携帯トイレ
  • ウェットティッシュや体拭きシート

防災リュックは重すぎると持ち運べません。「両手が空くリュック+サコッシュ」に分けると移動しやすいですよ。

おすすめ防災グッズ

3. 普段からできる小さな備え

家の中の工夫

  • タンスや食器棚は必ず固定
  • ガラスには飛散防止フィルムを貼る
  • 夜に停電しても困らないよう、懐中電灯をベッドのそばに置いておく

ご近所とのつながり

シニア世代にとって大事なのは「助け合える関係」です。

  • 普段から顔を合わせたときに挨拶
  • 「うちは一人暮らしだから、何かあったら声かけてね」と伝えておく
  • 町内会や自治体の防災訓練に参加してみる

いざというときに「隣の人が心配だから様子を見に行こう」と思ってもらえる関係を作っておくと、安心感が全然違います。

町会やマンション組合、自治会活動にたまにでも顔出すことも大事だね!

4. 情報の取り方も大切に

避難のタイミングを逃さないためには、正しい情報が欠かせません。

  • スマホの「防災速報」アプリを入れておく
  • テレビやラジオの緊急速報を確認する
  • 高齢の方で文字が小さいと見づらい場合は、家族にLINEや電話で知らせてもらうようお願いしておく

「まだ大丈夫」と思っていると逃げ遅れてしまうことがあります。少しでも危ないと感じたら、早めの行動を心がけましょう。

ラジオやスマホの充電に使えるソーラー充電器も大事!

5. 避難所生活をイメージしてみよう

実際に避難所に行くと、「もっと持ってくればよかった」と思うことがよくあります。特にシニア世代が困りやすいのは以下の点です。

  • 眠れない:固い床に直接寝るのはつらい → 折りたたみマットやエアークッションがあると快適
  • 食べづらい:非常食の缶詰や乾パンは硬い → レトルトのおかゆやスープを準備
  • トイレの不便:行列や和式トイレが大変 → 簡易トイレを携帯

「自分の体に合った避難グッズ」を少し追加するだけで、避難生活のストレスは大きく減らせます。

キャンプでも使える簡単かまど

6. 最後に – 「備えることは、未来の安心」

地震も大雨も、いつ起きるか分かりません。だからこそ、いざというときの自分の行動を少しでも準備しておくことが大切です。

シニア世代の方にとって防災対策は、体力の不安をカバーするための「保険」のようなもの。

  • 命を守る行動を知る
  • 必要な防災グッズを用意する
  • ご近所や家族とつながる

この3つを意識するだけでも、大きな安心につながります。

台風シーズンが来る前に、ぜひもう一度ご自分の備えを見直してみてください。

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この記事を書いた人

アクティブシニアの情報局の管理人K
昨年義父を看取り、現在義母と主人、息子と同居中
60代でもまだまだ元気な友人や知人を見て
高齢者って言葉を使わないと決めるw

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