介護はある日突然に…(1)

こんにちは。裏方の管理人Kです。
昨年は義父を同居介護で看取り、現在義母と介護同居しています。
介護するにあたって悩んだことをつれづれなるままに書いてみます。
同じように悩んでいる方の一助になれば幸いです。

目次

ちょっと義父の調子が悪い?

ゴールデンウィークを過ぎた頃に、すでに暑い日々がはじまっていました。義両親と義母の妹が同居という義実家。
主人は一人っ子なので、義両親に何かあったら、私たちががんばるしかないということは、結婚当初から思ってはいましたが、まだまだ二人暮らしで頑張ってくれているので、どこか遠くのことにおもっていました。

「最近、主人の調子が悪くて、なんかフラフラしてるのよね」
そんな電話を義母からもらいました。

猛暑になったらクーラーを付けたがらない義父と義父が怒ったら強く言えない義母の関係なので、熱中症になってしまうのでは?と急遽夫婦で家族会議。
我が家なら、私たちのペースでクーラーつけてることにはいつも義父は文句をいわないので、孫が大好き義父だから、それを口実に「夏の間だけでも孫と過ごす?」で我が家に呼ぼうと軽く考えていました。

そのぐらい軽く考えて主人と息子と3人で、休みの日に車で30分ほどかかる義実家へ、義父にその話をしにいくことになりました。
すでに夏日と言われる日で、到着することには3人とも汗だくでした。

ちょっと調子が悪い?どころの騒ぎではない

「こんにちは!お義母さんお元気ですか?」
そんな私たちの呑気な問いと違い、いつもゆっくり動く義母が焦って出てきて
「お父さんいつもならこの時間(1階に)降りてくるのに、まだ来ないの」とのこと。

時はすでに13時。

急いで主人と息子が部屋に行くと、暑さでぐったり気味の義父の姿が。
意識はあるけど、確実に熱中症になりかけていたのです。

急いで病院に行き、最悪の状況は免れましたが、足元はフラフラ。

このまま義実家には流石に置いて帰れない。
ましてや、部屋にころりがちな義父の2階の部屋まで、足が悪くて登れない義母に義父を任せたら危ないのでは?となり、入院を免れた義父をそのまま車で我が家まで連れて帰ることになったのです。

急いで介護申請をだすことに

熱中症の大事はないと帰されたけど、足元ふらつく義父。

トイレに行けるのか?ましてや11年前に大腸がんでストマ(人工肛門)の義父を主人も私も全くの未経験で面倒見れるのかと急に不安に。

とりあえず介護認定を取ることに。義実家で取ると地域が跨り不便なので、次の日に急いで義父の住民票を私たちの家に移動し、介護申請を出しました。

介護認定調査員が行くのは早くても2週間後。その後介護認定が降りるのは2ヶ月近くかかると言われたのです。

うちに連れてきた次の日に、急いで手続きしてもそんなに待つの?!と途方に暮れました。

  • トイレ1人でいけない場合にどうするか
  • ストマの取り替えを自分でできるか?
  • ストマ処分用の蓋付きゴミ箱とおしり拭きなどをワゴンにまとめる
  • 介護用じゃない息子のパイプベッドを急遽1階に
  • ストマの換えを義実家から我が家に配送先を変える
  • 今飲んる薬の確認と既往病歴を義母に確認
  • 義父の支払い状況などを確認(主人)

優先事項を決めて、メモにしたら、クラクラしました。

今までも主人の祖母(享年100歳)と伯母のところに通いで月一介護にいったことはあったから、介護に慣れてると勘違いしていました💦

通うと同居の1番の違いは時間に縛られること。
時間の中心が自分から、義父になり、仕事がない日は義父を病院に連れて行くなど一気に生活が1日で変わってしまったのです。

想像すればわかることですが、本当の意味で覚悟も何もない中での介護同居スタートだったので、仕事の調整。家族の応援本当に全部話し合ってはきめていきました。あと義理の両親は一番関わってる自分主導で動けないのはすごく不便なので、主人には義父のために決断が必須の場合は私が決めることもしっかり話ました。

to be continue…


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この記事を書いた人

アクティブシニアの情報局の管理人K
昨年義父を看取り、現在義母と主人、息子と同居中
60代でもまだまだ元気な友人や知人を見て
高齢者って言葉を使わないと決めるw

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