70代から裸眼ライフ!?白内障手術で広がる新しい毎日

70代から裸眼ライフ!?白内障手術で広がる新しい毎日

先日白内障手術したら、50年以上かけた眼鏡が入らなくなり、主人に結婚式以来眼鏡ない姿を見たと言われましたw

目次

はじめに

「白内障の手術って、よく見えるようになるけど結構大変なんでしょう?」
90代の親世代にとって、白内障手術は「術後の見え方が不自然」「思ったほど快適じゃない」というイメージを持つ方も少なくありません。

今回取材する中で、そういうイメージを持つ方が思ったよりもまだ多いのを実感しました。

しかし近年は、医療技術が飛躍的に進化しました。
70代で手術を受けた人の中には「初めて眼鏡なしで新聞が読めるようになった」「車の夜間運転が怖くなくなった」とポジティブな声も多く聞かれます。

⬇️ 白内障手術の基本や体験談については、以前の記事でも詳しくご紹介しました。
ぜひこちらもあわせてご覧ください。

白内障手術の最新事情💡

日帰り手術が主流に

昔は入院が当たり前だった白内障手術も、今では多くが日帰りで可能になりました。
手術自体は15〜30分程度。小さな切開で済むため、回復も早く翌日から普段の生活に戻れるケースも珍しくありません。

手術前に目薬を複数回刺す必要があります。今までは、80代になって見えにくさが高くなってから手術も多かったですが、同居家族いない、管理をできないとなると70代の自分の足で通える時に勧められる場合もあります。

次の日に術後の経過を見るので、通院が厳しかったり、両目一辺にする場合などは1泊入院勧める場合もあります。

切開が小さく、回復も早い

最新の機器ではわずか2mmほどの切開でレンズを挿入できます。
これにより感染リスクや合併症のリスクも下がり、術後の負担が大幅に軽減されています。

私が手術した病院は、次から次へと手術の方が来るので、この手術の多さは慣れてると思う安心感がありました。

シニア世代に安心の理由

「目薬管理が面倒」という声もありますが、医師や薬剤師のサポート体制も整い、
従来に比べ格段に安心して臨めるようになっています。

多焦点レンズとは?

白内障手術では「濁った水晶体」を人工レンズに置き換えます。
ここで選べるのが 単焦点レンズ多焦点レンズ です。

単焦点レンズ

  • 保険適用
  • 遠くか近く、どちらか一方にピントを合わせる
  • メガネ併用が基本

私は単焦点レンズでした!保険適用なので、おすすめです。遠くがよく見えるので、日常は眼鏡なし。
手元の本や趣味の手芸するときはみづらいので、眼鏡を使用しています。

多焦点レンズ

  • 自由診療または先進医療対象
  • 遠・中・近をカバーでき、老眼も同時に改善
  • メガネなしで生活できる可能性が高い

「新聞もスマホも裸眼で読めるようになった」という方や、「旅行やゴルフが以前より快適になった」という喜びの声も増えています。

ただし、夜間運転時にライトがにじんで見える「ハロー・グレア現象」を感じる人もいるため、向き不向きがあります。眼科での丁寧な検査と相談が必須です。

友人で多焦点レンズをした方もいます。眼鏡なしで普通に生活ができるそうで、便利です。車の運転を日常的にしてないので、問題ないですが、日常的にされる方は夜間を避ける方が多いです。

費用と保険の使い方

単焦点レンズ、多焦点レンズともに、目の手術なので、目の保護が必要になります。
花粉症の時につけるようなカバーのついた眼鏡の購入を勧められます。
ただ、術後しかつけない、しかも裸眼レンズです。
病院によっては1万円ぐらいで販売してる場合もあるので、金額が気になる方はご自身で準備をおすすめします。

単焦点レンズ(保険適用)

  • 片目あたり数万円(3割負担の場合)
  • 費用を抑えたい方、眼鏡併用で構わない方に適しています。

多焦点レンズ(自由診療・先進医療)

  • 片目30万〜60万円が相場
  • 先進医療に認定された施設なら、医療保険の「先進医療特約」でレンズ代を含め全額カバーされる場合もあります。

高額療養費制度の活用

単焦点レンズであっても「高額療養費制度」を利用すれば自己負担を抑えられます。手術費用が高くて不安…という方は、まずは医療保険証と一緒に申請方法を確認してみるのがおすすめです。

👉 保険や費用の実際の支払い体験談は、別記事でさらに詳しくまとめる予定です。

実際の声:「眼鏡を外して生きる喜び」

70代女性(旅行好き)
若い時から旅行が大好き。旅行好きの私と電車好きの主人で一緒に旅行に行きます。
先日旅行先で山の上から景色を見た時に、眼鏡なしでハッキリ見えたときは感動しました。毎日が楽しくなりました。

70代男性(タクシードライバー)
白内障が進行し、夜のライトがまぶしくて感じてヒヤッとしたので、そろそろ引退かなと思っていました。
思い切って2ヶ月休みをもらって、単焦点レンズで手術しました。私の場合は眼鏡をかけた方が安全面を考えていいのではと思い、運転を控えました。
馴染むまで2ヶ月ほど必要で、術後2ヶ月で眼鏡を新調しました。
日常生活はすごく見えるようになったので、全く問題なく。
眼鏡もちょっと現代風のおしゃれ眼鏡に新調し、仕事も再開!以前よりも安定して見えるようになり、安心して車に乗れています。

70代男性(交通指導員)
正直手術というのをしたことがなかったのと、病院嫌いで、躊躇すること2年。その間に妻が手術して快適に生活してるのを見て、決心しました。
退職後、地域の交通指導員をしていますが、術後、子ども達の顔がよく見えるのと、遠くから手を振ってるのに気づけるようになり、やってよかったと思いました。

手術を考えるタイミング

「まだ大丈夫」と我慢し続けるのはおすすめできません。
80代よりも70代で手術する人が増えているのは、 回復が早く、その後のアクティブライフをより長く楽しめる からです。

目のかすみや夜間運転の不安を感じ始めたら、それが相談のタイミング。
眼科医と話し合い、最適なレンズを選ぶことが第一歩です。

まとめ

白内障手術は「視力を取り戻す」だけでなく、 人生をもう一度クリアに楽しむチャンス になりました。

  • 日帰り・体に負担がなく安心
  • 多焦点レンズなら老眼改善も期待できる(ただ自己責任のもと)
  • 保険制度を活用すれば費用負担も軽減できる

「白内障=仕方のない老化」ではなく、 “新しい視界でアクティブに生き直す手術” だと考えてみてください。
未来の自分のために、まずは信頼できる眼科医に相談してみましょう。

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この記事を書いた人

アクティブシニアの情報局の管理人K
昨年義父を看取り、現在義母と主人、息子と同居中
60代でもまだまだ元気な友人や知人を見て
そんな素敵な年の取り方に憧れている

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