
息子が秋も花粉症なので、この時期しんどい思いをしている人が多いのはよくわかります。春だけじゃないんですよね。
目次
秋にもある花粉症とは?
花粉症といえばスギやヒノキのイメージが強いですが、
実は 秋にも花粉症がある のをご存じですか?
主な原因は ブタクサ・ヨモギ・カナムグラ といった雑草。
花粉の飛散は8月下旬から10月頃まで続きます。
春に比べて飛散量は少ないのですが、秋花粉は粒子が小さいため 鼻や喉、気管支まで入り込みやすい のが特徴です。そのため、鼻水やくしゃみだけでなく 咳や喉のかゆみ を強く感じる人もいます。


風邪やコロナと間違いやすい?
秋は季節の変わり目で風邪をひきやすい時期。
また、新型コロナやインフルエンザの流行もあるため、症状が重なると見分けがつきにくくなります。
症状の比較表
症状 | 秋花粉症 | 風邪 | コロナ |
---|---|---|---|
発熱 | × ほぼなし | ⚪︎ あり | ⚪︎あり |
鼻水 | △ 水のようにサラサラ | ⚪︎ 黄色や粘りあり | △ 少なめ |
喉 | ⚪︎ かゆみ・イガイガ | △ 痛み少なめ | ⚪︎ 強い痛み |
咳 | ⚪︎ 長く続く | ⚪︎ 数日で回復 | ⚪︎ 長引く |
目のかゆみ | ⚪︎ あり | × なし | × ほぼなし |
➡ 「目のかゆみ」や「透明な鼻水」がある場合は、花粉症の可能性が高いといえます。



最初、息子も風邪だと思って薬を飲んでいました。でも一向に治らず、耳鼻科で『秋花粉ですね』と言われて納得。似ているけれど違うんですよね。
秋花粉の具体的な対策
- 外出時はマスクとメガネを活用
秋花粉は小さいため、鼻や目を守るのが重要。 - 帰宅後はすぐ着替えてシャワーを
衣服や髪に付着した花粉を室内に持ち込まないことが大切。 - 掃除と換気の工夫
午前中は飛散が多いので窓を閉め、午後に短時間の換気を。空気清浄機も有効です。 - 食生活で体の内側から整える
- ヨーグルト:腸内環境を整える
- 青魚(EPA・DHA):炎症を抑える
- 野菜や果物(ビタミンC):免疫力アップ - 市販薬や病院の処方薬を上手に使う
抗ヒスタミン薬や点鼻薬で早めに症状を和らげましょう。症状が強ければ耳鼻科を受診するのが安心です。


秋花粉を経験して思うこと
秋の花粉症は春より認知度が低く、「風邪かな?」と見過ごされがちです。
でも、正しく理解して対策すれば快適に過ごせます。



春ほど大騒ぎされないからこそ、秋花粉ってつらさを分かってもらいにくいんですよね。でも早めに対応すれば、本当に生活が楽になります。
まとめ
- 秋の花粉症の原因は主に ブタクサ・ヨモギ・カナムグラ
- 風邪やコロナと似ているが「目のかゆみ」「透明な鼻水」が特徴
- 対策はマスク・帰宅後の習慣・食生活・早めの受診
- 季節の変わり目だからこそ、自分の体を守る意識が大切
秋の花粉症はまだまだ知られていませんが、知っているだけで大きな差が出ます。
しっかり対策して、紅葉や秋の味覚を楽しむ季節を元気に過ごしましょう。