大人世代におすすめの懐かしイベント&展示スポットまとめ(関東)

テレビから流れていた昭和歌謡や、街角の看板、駄菓子屋のにおい。
あの頃の“空気”をもう一度感じたいと思うこと、ありませんか?
昭和のあの頃に、ちょっとタイムスリップ
忙しい毎日を送っていると、ふとした瞬間に懐かしい記憶がよみがえることがあります。
「銭湯帰りに飲んだ瓶のコーヒー牛乳」「ちゃぶ台の上のラジオ」「商店街に流れる演歌」──
そんな“あの時代”を感じられるイベントや展示が、今、各地で注目されています。
昭和をリアルに体験できるスポットを訪ねれば、懐かしい思い出がよみがえるだけでなく、若い世代と一緒に「昔はこうだったんだよ」と話せるきっかけにもなります。
今回は、関東圏で“昭和”をテーマに楽しめるスポットや展示をご紹介します。
昭和を感じるおすすめスポット&展示(関東)
① お台場レトロミュージアム(東京都・港区)
昭和の商店街をまるごと再現したような空間。
駄菓子屋、射的、古いポスター、黒電話など、当時の街角をそのまま歩いているような感覚に。
家族や孫世代にも人気で、思わず「これ、うちにあった!」という声が上がるほど。
📍東京都港区台場1丁目
<電車でお越しの方>
ゆりかもめ お台場海浜公園駅から徒歩2分
りんかい線 東京テレポート駅から徒歩5分




② 角川武蔵野ミュージアム「昭和100年展」(埼玉県・所沢市)
「畳のにおい」「柱の背比べ」「ちゃぶ台」──昭和の暮らしを五感で感じられる大型展示。
実際の生活用品や写真資料が並び、懐かしさとともに“自分の人生の時間”を重ね合わせてしまう内容です。
展示室内では、当時の暮らしを追体験できる昭和40年の一軒家を映画『ALWAYS 三丁目の夕日』の美術を担当した方が作成されたそうです。
メンコで遊び、縁側で休みながらなんて懐かしい言葉だらけですが、世代を超えて昭和の魅力を楽しめる展示となってます。
開催期間:2025年05月24日(土)〜 2025年12月07日(日)
📍埼玉県所沢市東所沢和田3丁目(ところざわサクラタウン内)


③ 江戸東京たてもの園(東京都・小金井市)
昭和の建物をまるごと保存・公開。古い銭湯や文具店、昭和の下町の居酒屋など、リアルな生活空間を歩いて体感できます。
あまりのリアルな建物は朝ドラ「とと姉ちゃん」など多くのドラマでも使われてるそうです。
園内は木々が多く、秋には紅葉も楽しめるので、散歩を兼ねて訪れるのもおすすめ。
📍東京都小金井市桜町3丁目 小金井公園内
④ トキワ荘通り昭和レトロ館(東京都・豊島区)
手塚治虫や藤子不二雄らが青春時代を過ごした「トキワ荘」を再現した施設。
2022年にできたので、新しくまだ知らない方も多いのでは?
漫画家たちが切磋琢磨した時代を通して、昭和の文化の熱気を感じられます。
📍東京都豊島区南長崎3丁目
⑤ 昭和のくらし博物館(東京都・大田区)
一般的な博物館とは違い、「昭和30年代の家そのもの」をそのまま残した展示。
この建物自体が、小泉さんという方のご自宅をそのまま再利用して作られたそうで、昭和の懐かしいあの家の様子がそのまま残っています。
ちゃぶ台や火鉢、黒電話…まるで自分の実家に帰ってきたような安心感があります。
📍東京都大田区南久が原2丁目


⑥ 寅さん記念館(東京都・葛飾区)
映画『男はつらいよ』の世界をそのまま再現した記念館。
寅さんが歩いた下町の風景や撮影当時のセット、実際の撮影道具が展示されています。
館内からは江戸川の土手や矢切の渡しが望め、秋は川沿いの紅葉も見事。
📍東京都葛飾区柴又6丁目22-19



TORAsan cafeで昭和レトロなあの喫茶店の味が個人的におすすめです。実は私「男はつらいよ」そこまで詳しくないのですが、それでも楽しめました!
⑦ 青梅 昭和レトロ商品博物館(東京都青梅市)
青梅駅から徒歩5分の場所にある“昭和の宝箱”。
昭和30〜40年代の広告看板、家電、雑貨、文房具などが所狭しと並びます。
同じ通りには「昭和幻燈館」「青梅赤塚不二夫会館」もあり、街全体が“昭和のテーマパーク”のよう。
秋には青梅の紅葉も美しく、街歩きにもぴったりです。
📍東京都青梅市住江町65


季節限定イベントにも注目!
- 「昭和レトロ市」(東京・人形町などで不定期開催)
昭和のおもちゃ、雑貨、レコードなどが並ぶ蚤の市。思い出の品を探す楽しみも。 - 「昭和レトロな世界展」(池袋百貨店・秋の催事)
昭和の雑貨・家電・喫茶文化を一堂に集めた期間限定イベント。毎年人気を集めています。



懐かしい物を目にすると、当時の自分の姿まで浮かぶんですよね。“あの頃の空気”を思い出すと、なんだか心があたたかくなります。
昭和を感じながら、今を楽しむ
懐かしさを感じる展示やイベントは、「昔を懐かしむだけの場所」ではなく、今の自分の生き方を見つめ直すきっかけにもなります。
人生を重ねてきた世代だからこそ、「あの頃を知っている」という誇りと温かさを持って楽しめるのです。
昔を懐かしみながら、今を楽しむ──そんな時間をぜひ過ごしてほしいです。秋の街歩きにぴったりな“昭和さんぽ”へ出かけてみませんか?